

毎度のごとく素晴らしく晴れ渡った青空のもと、通算第24回目となる活動を上野で行いました。今回は1人だけ新メンバーを出迎え、おおよそ50人程度での活動となりました。殆どが顔見知りの人たちばかりで何だかんだ少し気楽に構えての幕開けです。
集合したのは、上野恩賜公園の入り口に佇む「カエルの噴水」の前です。本活動の裏テーマとして、「原点にカエル」を掲げておりましたが、どうやら真意を組んでくれたのはごく少数だったみたいです…笑 そして上野恩賜公園の前には見事な梅の木が植わっておりなかなか見応え十分でした。
活動が行われる前、あるルールに従って割り振られられたグループに沿っていつもの通り小グループでのお昼ご飯・撮影となりました。因みに私たちの班は、当初「厳選洋食さくらい」で食べようとしましたが、並んでいた為に泣く泣く近くにあった極という居酒屋さんへ。でも意外とそこで注文した親子丼も美味しかったです。近くに行く機会があれば是非。


お腹が満たされた後、私たちが最初に向かった先は湯島天神です。古来より江戸・東京における代表的な天満宮で、 学問の神様として知られる菅原道真公を祀っております。その為私たちが訪れた時期にはたくさんの受験生がお賽銭の前に並んでおりました。
また様々な白梅が咲き誇る場所としても有名です。私たちが行った時はちょうど満開の梅の花を拝むことができる絶妙なタイミングで、他のグループもこの場所で思い思いの写真を写真を撮影していました。

それと人目を引いたのは、ずらりと並ぶ屋台です。所狭しと屋台が並び、その間を人々が縫うように歩いていく。そんな光景も印象的でした。余談ですが、何かの拍子で私のカメラのキャップが外れ、神社の外に落ちるという事態に見舞われました。
困り果てて近くにいた巫覡(ふげきと読みます)さんに拾ってもらいました。神に仕える方に野暮なことをお願いしてしまい猛省。くれぐれも読者の皆様は自分のカメラの管理はしっかりしてくださいね。(まあよっぽどのことがない限り落とすことはないかと思いますが。。。)


上野は恩賜公園や動物園などがクローズアップされることが多いですが、決してそれだけではありません。先ほど紹介した湯島天神から徒歩5分程度でしょうか、たどり着いた先にあったのは小さな公園。そこにあったのは、虹の上に優雅に泳ぐクジラ。
その公園には、たくさんの子供達が楽しそうに走り回っておりました。そんな中、我々はひたすら写真を撮り続ける。子供がいる手前、なかなか恥を捨てきることができないのが悲しい性です。公園って楽しい遊具がたくさんあって、現実から離れて童心に帰って遊ぶのって意外と楽しいものです。次回訪れる際には、是非朝早い時間など人が誰もいないときに思いっきり写真撮りたい。


そして私たちは再び来た道を戻り、上野駅方面へと歩きます。目的は、上野恩賜公園の中にある不忍池です。この池には無数のハスが広がり、シーズンになると一斉にハスの花が咲く景色は圧巻です。因みに、あひるボートに乗ることもできたりします。
不忍池の由来は、一説によると身分違いの男女が夜な夜な密会するために来ていたことから名付けられたとか。その話だけ聞くと、なかなかロマンチックですが真偽のほどは定かではありません 笑 そして私たちが歩いた場所は、無数のウミネコをはじめとする実に多種多様の鳥が飛んでおりました。

そして不忍池の中心にある道を抜けて少し歩くと、弁天堂があります。琵琶湖の竹生島の宝厳寺と同じく弁天島の中に作られ、 弁財天(水を司る神様)が祀られております。優美で物憂げな風景写真を撮りたい人にとってはオ ススメな場所です。

そしてさらに弁天堂を抜けると見えてくるのが下町風俗資料館です。中に入ってみると、どこかこぢんまりとした昔懐かしいスタジオセットが並んでおります。基本中は写真撮影OKな場所となっており、それほど広くはありませんが撮影の練習にはもってこいです。
コンセプトとしては、ときは大正時代。いまだ古き良き江戸の風情をとどめる東京・下町の街並みを再現しているそうです。それぞれのセットの中は小さな一間ですが、さまざまな調度品や生活道具があります。これらはすべて実際に使われていたものだそうです。2階には商家・長屋があり、上がってくつろぐこともできたりします 笑
メンバーの人たちはもちろん大正の時代に生まれた人たちはいないのでその当時のことを思い出しながら巡る、なんてことはちょっと難しいですが、レトロなものを見てなんとなく感傷に浸り、ゆっくりしてみるというのもなかなか貴重な体験だったような気がします。


その他にも、上野にはまだまだ奥深い場所がたくさんあります。とある班については、上野の観光スポット的な場所を回るだけではなくどうやら路地裏などどちらかと言うとスナップ的な要素を兼ね備えた場所も撮ったようです。上野は戦後復興期、東京の北の玄関口の役割を担うようになり、それに伴い街も発展しました。
そのため、どこかレトロ感漂いながらも新鮮な気持ちで歩くことのできる場所としても有名です。例えば有名なところで行くと、アメヤ横丁通称アメ横と呼ばれる場所なんかがあります。アメ横は、JR東日本・御徒町駅 – 上野駅間の山手線の高架橋西側と高架下の約500~600メートル[1]を中心に約400店を有する商店街。

今でも毎日たくさんの観光客や外国人で溢れかえっております。そしてこの場所の名物といえば、安売り。そこかしこでどこか威勢の良い掛け声を聞くことができます。またアメ横の中ほどにあるセンタービル内の地下商店街もなかなかのカオスぶりを感じることができます。
地下に入ると、まるで東南アジアの夜市に来たかのような一種独特の空気も感じることができます。匂いに敏感な方はくれぐれもご注意くださいませ。笑


最後に紹介するのが、再び上野恩賜公園内にある上野東照宮です。意外と見過ごされがちですが、栃木の日光東照宮と同じく徳川家康を祀っている神社となります。関東大震災や第二次世界大戦の戦火をも免れて今に至ります。
敷地内には重要文化財大名たちが家康に送った200基以上の石灯籠が並んでおります。(中には銅でできた灯籠も存在するとのこと16です)資産価値としては、2000万くらいと言う驚きの金額。そして、入って左側を見ると6.8mの高さのお化け灯籠があ李なかなか必見です。
その他拝殿含めて非常に細かい彫刻や彩色がなされております。是非近くに立ち寄る際には、昔の人たちが残した偉大な建築技術を写真に納めてください。

そんなこんなで最後となりましたが、いつものように記念撮影。春らしい梅の花が乱れる大きな木の下で全体の記念撮影。今回も無事に終わってホッと一安心。無事2年目の最後の活動を無事に終わることができたことをみなさまに大いに感謝。次回の活動では、新しいメンバーの人たちが加入することもあり、どんな活動になるやら乞うご期待!(追いついてなくてすいません…頑張って早めに更新します。かしこ)
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