
そこから何が見える?by KANJIさん
通算第18回目となる活動は、9月1日(土)に江ノ島にて行いました。都心から大体1時間程度。修学旅行にも大変人気のあるこの場所は、私たちが活動した日もたくさんの人で賑わっておりました。
台風が接近していることもあり、前日までの天気予報は雨。毎回なんとか持ってくれている天気も、今回ばかりはダメかなと半ば諦めモードでした。それでも、当日多少途中でポツポツと小雨が降りながらなんとか活動を無事平穏に実施することができました。江島神社の神様に、感謝。
当日の参加総数は、60名弱。前回から引き続き、参加者の割合としては徐々に増えつつあります。そのため、今回も前回より継続して小グループに分かれてそれぞれ活動を行いました。

ちょっと先走りました by RANさん
本活動自体は12時から始まったのですが、それだけでは物足りない何人かのメンバーは開始前の2時間前くらいに集まってプレ活動。
駅から徒歩5分程度の場所にある海で、みんなで悠々自適に写真を撮りました。穏やかに打ち寄せる波の音は、不思議と心を和ませます。

ぼーっと眺めてたいよね。by たまちゃん
普段割とタイトなタイムスケジュールで進んでいたりするので、こうやって事前に集まって写真撮る時間も、とても大事な時間だと思いました。むしろこのまま何も考えず、ぼーっと海を眺めていたい 笑

さあ、始まるよ by YOSHIMOちゃん
プレ活動も終わって、12時に小田急線片瀬江ノ島駅に集合します。初参加の人たちもそれなりにいたので、当日の流れを説明してからいざ出発します。
私たちの班は、お腹が減った人多数でしたので、戦の前には腹ごしらえ!ということで早速江ノ島まで歩きます。そして最初入り口入ったところにある青銅の鳥居をくぐり、弁財天仲見世通り沿いにある和食料理屋さんでランチを食べました。
その際一通り自己紹介してランチも食べ終わり一服した後、いざカメラ片手に江ノ島本島を探検開始。私たちは早速、仲見世通りを抜けたところにある江島神社へお参りしに行きます。

大きな門がお出迎え
この江島神社、日本三大弁財天の1つであり、田寸津比賣命を祀る「辺津宮」、 市寸島比賣命を祀る「中津宮」、多紀理比賣命を祀る「奥津宮」の 三社からなる御社となっております。一番奥の御社へ行くまでにはそれなりの距離があります。
ちょうど私たちが訪れた次の日の9月2日まで、島内全域を灯籠の明かりで彩る「江の島灯籠2018」が開催されていました。夜になると、そこかしこにある灯篭にほんのり灯がともるそうで、是非来年はそのタイミングでも写真を撮りに行きたいな、と思いました。

ゆっくり歩いていこう。by REIKAちゃん
以前の活動で猿島を撮影した時も思ったけれど、島ってものすごく時間がゆっくり流れる。驚くほど、ゆっくり。どれだけ時間が流れたのか、わからなくなってしまうくらい。普段あくせく働いている私たちは、この時間がゆっくり流れる感覚に対して恐ろしく鈍感になってしまっている気がする。
自分の足で歩いて、じっくり景色を眺めてそれで自分が望むままにシャッターを切る。島って至る所に普段見られないものがあって本当に楽しい。
私たちは王道である江島神社を中心に散策しましたが、他の班はそれぞれ江ノ島ならではの良さを見つけて、写真を撮っていたみたいです。心の赴くままに。

ちょっと変わった絵馬たち。
また我々の班の話に戻りますが、江島神社をひたすら歩きます。この日、なんとか曇り空で天気がもっていましたが、その分湿度で蒸し蒸ししていてどこか汗がまとわりつく感じで少し気持ち悪い。
要所要所で休憩を挟みながら、時には神社で神様にお参りしながら私たちは先へ先へと進みます。神社には、あちこちでユニークな縁結び絵馬を見ることができました。どうやら女性向けらしく、体のパーツが描かれているみたいです。どれがどれかわかるかな?
ところどころ寄り道して写真を撮りながら、平坦な道をのんびり歩いていきました。周りが海に囲まれていることもあって風は少し強め。途中途中、ちょっとした休憩処のような喫茶店もあったりして、どこか遠い過去を思い出すようなそんな懐かしい景色が広がっていました。

見晴らしよかった!by SHOKIくん
だいたい40分くらい江島神社にある道を歩き続けると、突然開けた場所に出ます。岩肌がそのままむき出しになっていますが、天気が良い日で風が穏やかな時には、海岸にも立つことができます。この日は残念ながら封鎖されていました…でも、遥か彼方には富士山を臨めて、十分その景色を堪能できました。
その先にある橋を渡ると見えてくるのが、江ノ島岩屋。中へは入り口で500円払うと入ることができます。中はちょっとした洞窟のようになっていて、少し薄暗い感じでした。写真を撮る場所としては、ISO感度を上げなくちゃならなかったりして難しかったかな。

洞窟の中にはほのかに灯る灯篭 by TOBIくん
ただ、暗い中でろうそくを持って奥を探検するのが楽しかった。どこか肝試しにようで、ちょっと童心に帰った気分。奥に果たして何があるのか、行ってみてのお楽しみににしておきましょ。笑しかも岩屋洞窟をずっと進むと、富士山の富岳氷穴に続いているらしい。本当かな?

暗闇の中は、割と楽しい。by MIYUKIさん
江ノ島の岩屋洞窟には実は今にまで伝えられる伝説があるみたいです。洞窟の奥にはどこか作り物らしき龍が不気味にライトアップされていたので、ちょっと気になって調べてみました。
その昔鎌倉の深沢という場所にある底なし沼に、五つの頭を持つ龍が住み着いて度々悪さをしては住人を苦しめていたんだそうです。住人たちは、その間山の洞穴に隠れておりました。
そして子供をいけにえに取られることから、この地は子死越(こしごえ)と呼ばれて恐れられていました。
ある時、子死越前方の海上に雲が何日もわたって覆いかぶさっていたそうです。その後天地が激しく揺れ動き、突如天女が現れました。雲が晴れると、今まで何もなかったかのように一つの島が出来ていました。これが現在の江ノ島とのこと。
天女の美しさに魅せられた五頭龍は、結婚を申し込むのですが、悪行がやむまでは断られてしまった。改心した五頭龍は自らが山となり、人々を守るようになったそうです。
五頭龍を改心させた天女こそが、江の島で祀られている弁財天なんだそう。なんだかそれとなくロマンチックな話ですね。


暮れなずむ島なみ by MANAちゃん
はい、伝説もほどほどにしてまた撮影の話に戻ります。江ノ島での活動を終えた後、各グループ再度17時に江の島駅から江ノ電に乗って5分程度の場所にある「七里ヶ浜」駅に再度集合しました。そして駅から5分程度の場所にある七里ヶ浜の海岸へ。その頃には、日も沈んできており、空はどことなく赤く染まり始めておりました。
前日の天気予報もあったので、見ることは難しいだろうなと思っていただけに、時々雲の間から覗く日の光を見ることができてちょっと個人的に感動しておりました。笑

めっちゃ人多い。。by CHIYAさん
そんな中でお決まりの集合写真。最近特に人が増えすぎて、収まりが悪くなってきている気がします。。。苦笑 よくもまあこれだけ大勢の人で活動できたものだと、我ながら感慨深いです。

淡く迸る線香花火 by YUちゃん
集合写真を撮って少し日が暮れるまで待った後、今回2つ目のお楽しみでもある花火をみんなで思う存分やりました。
今回人数が人数だったので、ちょっと気合入れていこう!ということで都内でとても有名な花火屋で、大量に花火を購入。余るかな?と思ったけれど、ここぞとばかりにみんな消費していきまして、最後は無事全て終えることができました。
またせっかくなので、打ち上げ花火と噴出花火をやろう!と意気込んでセッティングしたわけなのですが、風向きがあまりにも良くなくてあわや大惨事の事態となりました。。。ご協力頂いたメンバーの皆様、改めて御礼申し上げるとともに、ご迷惑をおかけしました。多分多少火の粉浴びた人がいる!正直、肝を冷やしました。

凄まじい迫力! by SAWAさん
おそらく夏の終わりのこのタイミングでみんな思い思いの時間を過ごしたのではないかな、と思っております。去年も同じように手持ち花火しましたけど、今回はいくらか本格的にできたかな。
あとちょっと余談ですけど、線香花火大量に買って行ったのですが昔に比べて火が持続する時間減っているみたいです。
というのも日本にいた花火師が減ってきており、その巧みな技を駆使できる人が減っているからみたいなんです。確かに、昔は線香花火をするともうちょっと粘り気のある火花だった気が。
今ではアジアなどの海外製が多いみたいで、なんだか日本人としてそれは悲しい気がします。もう、みんなで誰が一番先に火の玉が落ちるか、とかできない…

そこはかとなく切なし by CHIHARUちゃん
そしてそのあといつもの流れで藤沢駅に移動し、有志で集まって懇親会を「Raku syoku 一土」で行いました。ほぼ貸切の状態で、普段あまり会話できない人とも話すことができたので、個人的には楽しい時間を過ごさせていただきました。ご参加頂いた皆様ありがとうございました!


悩む人 by YUUMIちゃん
またちょっと脱線します。つい1年前までは、私の友人数名とその他声かけて集まってくれた数名とで10数名で活動していたときのことがまるで遠い出来事かのように、今ではたくさんの人が集まってもらえるようになりました。
体験参加の人たちも毎回たくさん来てくれるようになって感無量なんですけど、果たしてその人たちの思いにちゃんと答えることができているのかな、ということを最近ぼんやり不安に感じるように。
最近嬉しいことに他のメンバーが立てた企画に誘ってもらえるようになって、その思いは募るばかりです。参加者側に立つことで見えることが沢山あります。独りよがりで自己満足的な企画になっていないか、昔よりも(それなりに)プレッシャーに感じるようになったのも事実。

1人だけじゃ撮れない世界を撮ってほしい。by MARIYOちゃん
私も昔様々なサークルに参加した経験があるので思うのですが、初めにサークルへ1人で参加する時って、ものすごくものすごくものすごく緊張します。もちろんこれまで参加している人たちにとっては見知った顔がいるので和気藹々とやれるわけですが、初参加の人にとってはそうではなくて。(とはいえ、既存のメンバーも楽しめる場を提供したいので、バランスが難しいですが。)
だからこそ私の理想としては、勇気を出して参加してもらったからには他の人たちと一緒に写真を撮る楽しさと、またこのサークルに参加したい!と思ってもらえるような雰囲気を作れるようにすることです。
下手したらサークルの活動によって1日つぶれてしまうこともあるわけで、せっかく参加してもらったのだから素敵な思い出と写真を作ってもらいたいと切に願っております。また改めて思うけど、このサークルってみんなすごい協力的で、毎回本当に助かってます。普段は照れくさくてなかなか口にできんけどね。
初参加の方、最初慣れるまでちょっと時間かかるかもしれないけれどもう少し暖かい目で見てもらえると嬉しいな、と思う今日この頃。是非騙されたと思って、2回目もできれば参加してほしいな。多分見える世界も変わる、というより変わってほしい。

これからどう走る?by SAKIちゃん
といったことを長々と書かせていただいたんですが、ここで一旦体験募集の参加は締め切ろうと思っております。毎回同じこと言っているような気がしますが、今回はもう少しちゃんと腰を据えて。
やっぱり人数が増えてきたことによって、私自身もメンバー一人一人と直に話せる機会も少なくなってきたのでここで締め切ることでサークルの仲を深めようと考えてます。
サークル設立時は、人が増えなくて思い悩みました。その時はどうしたら人増やせるのかということばかり考えておりましたが、今ではこのサークルに帰ってくるとホッとするよね!と言ってもらいたいというのが本音です。
もちろん人が多ければ多いほどいろんな人と関われるからそっちの方が良いのではないか!という人もいたりするのですけど、当サークルの元々のコンセプトを考えるとそれは違うかなと思っています。
とはいえ永久に募集停止するわけではありませんので、これから参加したいと思っている方ご安心を。次回は、来年の3月(基本半期ごとの募集にしようかと思ってます)に募集開始予定です。当サークルに興味持っていただいた方、是非その時に改めてご連絡くださいね。

NO NAME by misaちゃん
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